2015.09.28
庚申通りには先祖代々、大切に受け継がれてきた庚申塔があります。2016年は庚申塔が庚申通りに建立されて300年という節目の年となります。
庚申さまのお誕生日をみんなでお祝いする「庚申塔まつり2015」は、10月11日(日)15時~17時まで、庚申文化会館前で行います。スーパーボールすくり、わたあめ、射的ゲーム、ポップコーン、かき氷(すべて無料)があります。先着200人の子どもたちにはおみやげもあります。遊びにきてくださいね♪
【庚申塔とは】
庚申塔の中には、青面金剛(しょうめんこんごう)という神様が祀(まつ)られており、不見(見ざる)、不聞(聞かざる)、不言(言わざる)の三猿が刻まれています。昔の人たちは、60日に1回巡ってくる庚申(かのえさる)の夜に集まって読経や宴で過ごしたようです。
庚申塔は徳川吉宗の時代、正徳6年(1716年)当時、高円寺村の村人10人が悪病退散・村民安全祈願のために建てられました。当初は真南に向かって建てられたこの塔は、大正12年の関東大震災で横転し、その後西向きに建て直されました。
また、昭和20年の東京大空襲では、戦火をかぶってしまい、塔の一部が破損しました。昭和37年に修復され、「まちの守り神さま」として今も地元の人々に信仰されています。
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